どんぐり色々これはアラカシ
2024-10-20


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科名:ブナ科
属名:コナラ属
学名:Quercus glauca
和名:アラカシ(粗樫)
原産地:東アジア
特徴:常緑樹
   葉に鋸歯あり、葉裏は白っぽく葉脈が目立つ。
   葉先が細長く伸びるが先端は尖らない。
   殻斗(*)は椀状で輪状の模様がある。


クリ、クヌギ、シイ、それ以外はどんぐりの仲間…
という知識しかなかったのですが、今回調べてみて、
どんぐりとは、広義にはブナ科の果実の総称で、
色々な種類(20数種)があることを知りました。

 ブナ科の主な植物
 クリ  :クリ属、 落葉樹
 クヌギ :コナラ属、落葉樹、殻斗はトゲトゲ
 コナラ :コナラ属、落葉樹、殻斗は鱗模様
 アラカシ:コナラ属、常緑樹 ← 今回の
 ブナ  :ブナ属、落葉樹、殻斗はチューリップ状、
      実に稜線あり
 スダジイ:シイ属、常緑樹、殻斗はチューリップ状、
      何度か食べたことあり(^^)

同じコナラ属でも、落葉樹と常緑樹があり、
殻斗は椀状でも、鱗模様のものもあるよう。

普段は落ちているどんぐりしか気付かないけれど、
今回は、段差のある所で、目の高さで、
まだ緑色の実が枝についていたので、
名前が気になりました。


* 殻斗(かくと)
 ブナ科の植物の果実(堅果(けんか))の一部、
 または全体を支える、椀状または球状の、
 総苞 (そうほう)が変化したもの。

[日本での植物(大きめ)]
[日本での植物(実-緑)]
[日本での植物(山林)]

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