ツクバネウツギの蕚でした
2025-06-29


禺画像]

科名:スイカズラ科 (Caprifoliaceae)
属名:ツクバネウツギ属 (Abelia)
学名:Abelia spathulata
和名:ツクバネウツギ(衝羽根空木)
原産地:日本、中国
特徴:落葉低木。樹高1〜2m。葉身の長さ3〜5cm。
   花期5〜6月。漏斗型の花。花冠の長さ2〜3cm。
   白い花冠の内側に、橙色の網目模様がある。


花?と思ったら、花びらが落ちた後の蕚でした。
コゴメウツギ、ヤマブキに続いてのミスです(^^;


ちなみに…
この萼でも、種を見分けることができるようです。
・コツクバネウツギ:萼片2〜3枚
・イワツクバネウツギ:萼片4枚
・オオツクバネウツギ:萼片5枚のうち1枚が小さい
・ハナゾノツクバネウツギ:萼片2〜5枚
  (別名:アベリア、ハナツクバネウツギ)

街中でもよく見かける同科同属、中国原産のアベリア↓
禺画像] よく見ると、花冠が落ちて蕚だけ残っているのがあり、
そこだけを見ると、Top画像(ツクバネウツギ)と似ています。
花期が5〜10月と長いのもアベリアの特徴らしく、
花とつぼみも共存しています。


関連ブログ:
 2024/05/11, 花弁が散ったコゴメウツギ
 └ バラ科スグリウツギ属、残った蕚
 2024/07/09, やはりアベリア
 └ スイカズラ科ツクバネウツギ属、ピンクのアベリア
 2024/11/13, 季節はずれの花の跡
 └ バラ科ヤマブキ属、ヤマブキの蕚

[日本での植物(小さめ)]
[日本での植物(山林)]

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